相談会やセミナーを通して、安全に暮らせる住宅を考える「えひめ暮らしと住まいフェア」が24日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめで始まり、家族連れらが訪れている。25日まで。
 県住宅建設振興協議会主催。無料相談会では、建築士や税理士らが来場者の耐震化やリフォームなどについての疑問に丁寧に答えていた。
 「健康に暮らせる省エネ住宅について」と題したオープンセミナーでは、1級建築士が、冬の室内の温度差によるヒートショックの死亡者は交通事故死の3倍以上と紹介。高性能の断熱材や樹脂サッシの使用を呼び掛け「経済的なだけでなく、健康のためにもなる」などと話していた。
 県建築住宅課は木造住宅の耐震改修の重要性をペーパークラフトを使って啓発。「筋交い」を入れることで揺れに強くなることを、子どもたちも実感し驚いていた。